ロードバイクに乗る人を何と呼んだらいいのか。
ロードバイクに乗り始めてから、いろんな自転車専門サイトやブログ、ツイッターを見ることが多くなった。その中でふと疑問に思ったことがある。
ロードバイクに乗る人のことをローディーと呼んだり、ロードバイカーと呼んだり、あるいは単純にロードバイク乗り、ロード乗りと呼んだりするケースが見られて、一体何と呼ぶのがいいんだろうと。
ローディーとは。ロードバイカーとは。
そこでいろいろと調べてみた。「ロードバイク乗り」「ロード乗り」の意味は言葉のままなので一旦置いておく。
「ローディー」とは「舗装された道しか走れない人」に対する蔑称として使われたことに始まるとか、「ロードバイカー」の「バイカー」はアメリカンバイクを乗り回す悪い人たちのことを言っていたとか、そういった由来があるらしいが、それら由来を意識して言葉を使い分けている人は今になってはあまりおらず、ローディーもロードバイカーも、単純に「ロードバイクに乗る人」という意味で使われているようだ。
「ロードバイク乗り」「ロード乗り」「ローディー」「ローディ」「ロードバイカー」それぞれの意味はほとんど同じとなれば、もうそれらの違いは、使用されるシーンや習慣、熟練度のような点から、それぞれが呼び方を感覚的に使い分けているのかもしれない。
丁寧に、わかりやすく言いたい場合は、初心者経験者問わず「ロードバイク乗り」「ロード乗り」。話の分かる者同士で、ちょっとかじってます、専門にやってますというニュアンスを含めて言いたい場合は「ローディー」「ローディ」「ロードバイカー」だろうか。
もしより正確な回答を知っている方がいたら教えてほしい。
ただ、それぞれの呼称がどのくらい使われているかトレンドは知っておきたいと思ってGoogleで調べてみた。
ロードバイク乗りの呼称使用状況をデータで見る
まず、各キーワードの検索ボリューム(月間平均)、検索結果件数を見てみる。
・ロードバイク乗り : (検索ボリューム)10~100 / (検索結果件数)約79万
・ロード乗り : (検索ボリューム)100~1,000 / (検索結果件数)約108万
・ローディー : (検索ボリューム)1,000~1万 / (検索結果件数)約79万7,000
・ローディ : (検索ボリューム)1,000~1万 / (検索結果件数)約108万
・ロードバイカー : (検索ボリューム)100~1,000 / (検索結果件数)約95万5,000
[参考] Googleキーワードプランナー, Google検索(2017年10月19日時点)
「ローディー」「ローディ」は、「ロードバイク乗り」と異なる意味でも使われるため雑音が大きいということと、「雑音 > ロードバイク乗り」、と仮定する(絞り込み検索とかでやると雑音のほうが大きそう)と、一番検索されていて、尚且つ検索対象が多いものは「ロード乗り」。
Googleトレンドで5キーワードの過去5年間の傾向を見ると次のようになっている。(2017年10月19日時点)
これを見ると、やはり「ローディー」の雑音を考えても「ロード乗り」が最も使われていて、「ロードバイク乗り」とともにだんだん使われるようになってきたことがわかる。「ロードバイカー」はボリュームが小さすぎてグラフに反映されない結果となった。
以上のことから、現状の使用頻度だけで言うと、
ロード乗り > ロードバイク乗り > ローディー(ローディ) > ロードバイカー
ということが言える。
「ロードバイカー」って使ったことあるけど、そんなに使われていなかったのか…
あまり正確な回答を出せませんでした。。笑
以上、興味本位で調べた結果でした。