【五日目】 三重県鈴鹿市の某コンビニにて - ロードバイクロングライド十六日間の旅(思い出に残った人編)
三重県鈴鹿市、山に差し掛かる手前にあった某コンビニでの出来事。
コンビニで買い物をしている時に、店員さんに鈴鹿峠のことについて詳しいこと教えてくださいというと、快く教えてくれて、頑張って下さいという言葉までいただいた。
見ず知らずの人からあたたかい言葉をいただけるなんて幸せだな。。
出発する直前、コンビニから店長さんらしい人がでてきて、教えてくれた店員さんから聞いたのか、ロードバイクの旅頑張って下さいという応援のお言葉と、なんと、リポビタンDスーパーを差し入れとしていただいてしまった。
全く知らない人から差し入れをいただけたというのが初めてだった。
仕事でお礼や感謝の気持ちをお客様や仕事仲間に伝えるのはいつもやってたことだけどさ。
こういうことは申し訳ないというかなんというか、嬉しいし感動したし、けど照れくさいし。
頭が混乱したままなにも考えず、感情むき出しにしてお礼を言っていた気がする。
なんだろう。
社会人に成り立てだったときは持っていたはずのもの。
お礼をするのもされるのも、いつしか無機質になっていたような気がする。
自分ではそう思ってなかったよ。でも、明らかにこの旅と仕事の時とは違うと、肌で感じた。
自分はとても長い間、無機質だった。